行徳街道筋には神社・寺社が多く鎮座している、神社には古木で銀杏の大木が
市川市の保存樹木として大切に保存されている。押切稲荷神社【由緒】
押切の地に鎮守する迄の間、種々な経緯が有り今から凡そ三百五拾有余年前に
鎮座したが度々の津波等により本殿が破壊し、御尊対は、葛飾の里鎌田邑の長
寿院に預けられており、押切稲荷神社惣代が御尊対が空虚なるのを日夜遺憾に
想い、大正二年十一月四日長寿院に返還を申し入れし、鎌田村村議の結果大正
二年十二月十九日早朝返還が相成り氏子惣代一同御舟にてお迎えし本殿へ無事
安置し現在に至る。
スポンサーサイト
徳願寺
徳川家康の帰依により、慶長十五年(1610年)に、徳川の『徳』と
勝願寺の『願』の二文字をとって徳願寺と名が付けられた。
宮本武蔵の落款のある書と八方にらみの達磨の絵、円山応挙の幽霊
のえなどの寺宝は、毎年十一月十六日の日に一般公開される。
境内には市川市指定文化財の山門・鐘楼・経蔵・宮本武蔵の供養塔
などがある。